導入前の課題

・受信したFAXを紙ではなく電子化（ペーパーレス）にすることで紙コストを削減したい。
・プリプレス工程において専用部署がFAX用紙を机に並べそれぞれを振り分け、用紙に付加情報を追記する等といった「手作業」の工程を全てシステム化し、業務効率向上かつ人件費を削減したい。

ソリューション

開発内容

・現状の運用分析、要件定義、設計、開発、単体テスト、結合テストを実施（フロントのみ）
・運用分析には特に力を入れ、「どのような画面構成が業務効率を上げることができるか」、「受信したFAX画像の閲覧のしやすさ・操作性」を入念に検討
・アジャイル方式を採用し、一部の拠点である程度完成したものを先行リリース。現場からのフィードバックを受け都度ブラッシュアップする体制による開発スピードの向上
・稼働初期はフロント（画面）側のみ担当していたが、後続フェーズよりバックエンド側（Python）の開発も担当

導入後の効果

・新システムの導入に伴い、業務の完全電子化に成功した。
・全国各拠点に配置されていた数十台のFAX複合機を撤去でき、かつFAX用紙のコストも完全に削減できた。
・今まで担当者が「歩いてFAXを受け取ってテーブルに並べて振り分けて手配する」といった手間が全て無くなったことで業務の効率化に大きく貢献し、人件費についても大幅に削減できた。